「海外における平安文学及び多言語翻訳に関する研究」(2017年度 基盤研究(A)課題番号︰17H00912 研究代表者 伊藤鉄也)

翻訳参考情報

 

  資料リンク

Webで閲覧できる資料のリンクです。

名前 内容
English Resource Guide for Japanese Studies and Humanities in Japan 人間文化研究機構の資源共有化事業の一環として作られたリンク集です。

  論文・文献

翻訳に関係した論文や文献のリストです。

名前 内容
「和歌は一行に翻訳すべし」(錦 仁) 掲載: 『日本文学』44(4)(1995年)
和歌は一行に翻訳すべし : 佐藤紘彰 String of Beads: Complete Poems of Princess Shikishi(英訳『式子内親王全歌集』)を読んで(子午線)
「日本古典文学翻訳データベース」 掲載: 『イメージとしての「日本」 : 日本文学翻訳の可能性』(2003年)
マイケル・ワトソン、緑川真知子両氏によるデータベースです。
(c) 大阪大学21世紀COEプログラム インターフェイスの人文学 / Interface Humanities
「タイにおける日本文学翻訳の過去と現在 (特集 : アジアの中の日本)」 掲載: 『東京外国語大学日本研究教育年報』19(2015年)
タイにおける日本文学の現況について、翻訳者・出版社についてまで触れた論文です。ただし、日本の古典文学については触れられていません。
「ウィリアムス氏の源氏物語評を読む」 掲載: 潁原退蔵 著『雀色時』(靖文社、昭和18(1943)年)
ウェイリー訳『源氏物語』への書評(完訳後すぐのもの)について触れています。「英国人がどのように『源氏物語』を捉えたか」を知るために、その要点を掲載しています。
 よろこばしきおとづれ』 : 児童雑誌の源流(柿本真代)  掲載: キリスト教社会問題研究 第61号 杉井六郎名誉教授追悼記念号 p.67
1876年12月、女性宣教師マクニールによって創刊された日本最初の児童雑誌『よろこばしきおとづれ』についての論文です。古典文学が対象ではありませんが、本科研のテーマ「翻訳における文化の変容」に合致した内容です。同志社大学のリポジトリにリンクしており、そちらで閲覧ができます。

  コラム・エッセイ

翻訳に関係したコラムやエッセイのリストです。

名前 内容
「夢」を巡る語彙のたゆたいを――夢想の方法論的反省にむけた覚書(上)(稲賀繁美) 掲載: 図書新聞
光源氏が捉える桐壺帝の「おもかげ」についての英訳考察です。
「夢」を巡る語彙のたゆたいを――夢想の方法論的反省にむけた覚書(下)
「第15回 ロシアから見た「源氏物語」」袴田茂樹(新潟県立大学教授) 掲載: おろしあ国徒然潭
『源氏物語』ロシア語翻訳についてのエッセイです。
「〝本役者〟としての翻訳家」ツベタナ・クリステワ(国際基督教大学教授) 掲載: リポート笠間57号
「特集 古典を伝えるということ それぞれの現場から ―エッセイというかたちで」より公開されています。
「『源氏物語』はいかに訳されたか」文潔若(翻訳家) 掲載: 人民中国インターネット版 放談ざっくばらん
銭稲孫、豊子愷の翻訳に関わった方のエッセイ。
「ブラジル・サンパウロ大学における学術交流記」久富木原 玲(教授) 掲載: 愛知県立大学日本文化学部論集(国語国文学科編)
ブラジルのサンパウロ大学訪問時のレポート。
‘The Tale of Genji’: The work of a brilliant widow 1,000 years ago Dennis Washburn翻訳”THE TALE OF GENJI”の紹介記事です。
海外の源氏(1)(2) 森話社『源氏文化の時空』内のコラムにて、海外の源氏状況について触れられています。(1)は英語翻訳、(2)は韓国での状況です(2005年刊)。
『源氏物語』誕生の秘密をさぐる~四季の庭と仏伝から~ 国際日本文化研究センターの荒木浩氏が、平成27年10月16日に行った平成27年大阪狭山市熟年大学・第五回講演の内容です。
“人生是一场直觉” 林文月的翻译人生(组图) 林文月氏の記事です。
デジタル化を考慮した海外在勤司書に対する古典籍研修への期待 情報管理Vol. 53 (2010) No. 9掲載記事/海外古典籍についての記事です。

  その他

その他広く翻訳に関連した情報です。

名前 内容
日仏翻訳文学賞(公益財団法人 小西国際交流財団) 日仏両国で翻訳された優れた作品を顕彰する賞です。平安文学ではルネ・ギャルドによる『とりかへばや物語』(2011年)が授賞しています。
サントリー文化財団 海外での日本文化理解をうながす外国語での出版助成をおこなっています。過去には『One Hundred Poets, One Poem Each(小倉百人一首)』(Peter McMillan訳)などがあり、『伊勢物語』(訳同じ)が予定されています。
ジェイ・ルービン、柴田元幸公開講演会 ジェイ・ルービン、柴田元幸公開講演会 日本文学を読む、訳す、書く―漱石、芥川、村上春樹、その先へ—(大隈記念講堂大講堂/早稲田大学文化推進部文化企画課)
2015年7月30日に行われます。
リポート笠間59号 特集・古典の現代語訳を考える 現代語訳についてのコラムほか、「『更級日記』の英訳で考えたこと 」(伊藤守幸/学習院女子大学)の掲載があります。
大学生の外国語プレゼンテーション入門(九州大学) 各国語によるプレゼンのハウツーを紹介しています。