論文名
ロシア語訳『源氏物語』とウォッシュバーンによる 新英訳の比較研究:<語り>・和歌・「もののあはれ」の観点から
執筆者
土田久美子
掲載誌名
海外平安文学研究ジャーナルvol.4.0
発表・刊行年
2016
要旨
筆者は2007 年に学位を取得した博士論文において「ロシア文化を背景とするロシア人翻訳者が『源氏物語』をどのように理解したのか、その『源氏物語』観に基づいてどのような翻訳テクストを生み出したのか」という問題意識の下、タチアーナ・リィヴォヴナ・ソコロワ=デリューシナ氏によるロシア語訳『源氏物語』(1991 - 93 年)を<語り>の手法・和歌・「もののあはれ」といった観点から考察した。(※冒頭部分)
備考
https://genjiito.org/cms/journals/juornal4/ にてダウンロード可能