「海外における平安文学及び多言語翻訳に関する研究」(2017年度 基盤研究(A)課題番号︰17H00912 研究代表者 伊藤鉄也)

論文名

ロシア語訳『源氏物語』とウォッシュバーンによる 新英訳の比較研究:<語り>・和歌・「もののあはれ」の観点から

執筆者

土田久美子

掲載誌名

海外平安文学研究ジャーナルvol.4.0

発表・刊行年

2016

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要旨

筆者は2007 年に学位を取得した博士論文において「ロシア文化を背景とするロシア人翻訳者が『源氏物語』をどのように理解したのか、その『源氏物語』観に基づいてどのような翻訳テクストを生み出したのか」という問題意識の下、タチアーナ・リィヴォヴナ・ソコロワ=デリューシナ氏によるロシア語訳『源氏物語』(1991 - 93 年)を<語り>の手法・和歌・「もののあはれ」といった観点から考察した。(※冒頭部分)

備考

https://genjiito.org/cms/journals/juornal4/ にてダウンロード可能